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キャドバリー社によって印刷された「その昔のロンドンのチョコレート・ハウス」 (Wikimedia Commons より)
オーストラリア人は自他ともに認めるチョコレート大好き国民。オーストラリア人は自分のためにチョコレートを箱買いしてしまうほど!そしてオーストラリアでは本当に美味しい世界のチョコレートがスーパーで簡単に買うことができます。そんな数あるチョコレートの中でもオーストラリアで大人気、おいしいと評判のおすすめを5つ紹介します。
- オーストラリアのティム・タムはストローにできる!?
- 食べた人までとろけてしまうスイス出身のリンドール・チョコレート!
- フランス語で「岩」という意味のあるイタリアのチョコレート、フェレロ・ロシェ!
- サクサク食べられる軽ーいモルティーザース。一度食べたらやみつき!
- 150年以上も前からイギリスの王室御用達のキャドバリー!
ここにご紹介する5つのチョコレートは日本でも手に入るので、オーストラリアに来られない方でも購入可能!
Contents
なんてったってティムタム!
以前大人向けカクテル味のティムタムをお土産にとご紹介したことがあります。その記事はこちら。
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ティムタム・クラッシック・ダークチョコレート。ちょっとシブい感じのパッケージ。
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ダークチョコレートに包まれているのはチョコレートビスケットとチョコレートクリーム。でも甘くない!
今回ご紹介するのはクラッシック・ダークというダークチョコレート系のティムタム。こちらももちろん大人の味。50年以上も前に開発・発売されたティムタム・オリジナルのダーク・チョコレート版です。
深みとコク、そしてちょっぴりほろ苦さのあるダークチョコレートでコーティングされ、中はサックサクのビスケット、そしてそのビスケットに挟まれているのは滑らかほんのりチョコレート味のクリーム。これだけ揃っているのにあんまり甘くない!甘いものは苦手、という人もおためしあれ!
そして、もう一つ試してほしいのが、「ティムタム・スラム(Tim Tam Slam)」と呼ばれる面白い食べ方!ティムタムの一方の端をちょっとかじり、かじってないほうをコーヒーまたはココアなどの暖かい飲み物(熱いとやけどをするのでちょっと冷ましてから)に入れて、ティムタムをストローにして飲み物を飲みます。
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ティムタム・スラムしてる人。他にもティムタム・ボム(Tim Tam Bomb)やティムタム・サック(Tim Tam Suck)などいろんな呼び方があります。
すると中のクリームが飲み物に溶けてクリーミーに!と、同時にティムタムの中のビスケットが飲み物の水分で柔らかくなり、外のチョコレートがとろける寸前でティムタムを食べます。うーん、Yammy!(「ヤミー」は「おいしい」という意味でこちらの人は日常的によく使います。deliciousは味を説明するとき以外はあまり使いません。)
200グラム入りのティムタムは通常$3.65(約320円)、大手のスーパー、「コールズ」や「ウールワース」ではしょっちゅうティムタムのセールをやっていて2つで$4.00(約350円)の時も!うちはいつもセール時にまとめ買い!
とろけてください。リンツ(Lindt)社のリンドール(Lindor)
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美味しさで評判のリンツのリンドー。これは色んな味の入ったアソーテッド。
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暑さでとけて変形してしまっていますが、中にはトラッフルが入っています。
100年以上も前にスイスで生まれた会社リンツ(その間名前は変わっていますが)。オーストラリア国民に熱狂的に愛されています。オーストラリアで生まれたティムタムが庶民派のチョコレートだとしたら、リンツはヨーロッパ生まれのちょっと高級感のあるチョコレート。
そのリンツ社のリンドール(英語発音ではリンドー、通常複数形でリンドースと呼ばれます)、季節限定版の味も含めるとなんと20種類以上もあります!基本はミルクチョコレート味。チョコレートの殻の中にはトラッフルというものが入っていて、お口の中でクリーミーにとろけます。そして食べたあなたもとろけちゃいます!
トラッフルも殻となるチョコに合わせて味が変えられていて、ミルクチョコレートにはココナツ味、ホワイトチョコレートには柑橘系、ちょっぴり塩味のダークチョコレートにはキャラメル味のトラッフルがそれぞれ入っています。
4層になった手の込んだフェレロ・ロシェ(Ferrero Rocher)
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これはダークチョコレート、ミルクチョコレート、ホワイトチョコレートの3種類も入ったもの。
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中には本当にヘーゼルナッツが丸ごと!手の込んだつくりのフェレロ・ロシェ。
こちら1982年にヨーロッパで発売されたフェレロ・ロシェ。最近では日本のコンビニでも売られていると聞いてびっくり。フェレロ社はイタリアの会社でロシェーは創業者のお母さんピエーラ・ロシェーの名前にちなんでいます。また、「Rocher」にはフランス語で「岩」という意味もあります。英語でいう「Rock」ですね。
小さなツブツブの入ったミルクチョコレートの中にはまろやかなヘーゼルナッツ・クリーム、さらにその中にはローストしたヘーゼルナッツをウエハースでくるんだものが入っているという手の込みよう。世界で愛されるのももっともですね。
一度食べたらやみつきになるモルティーザース(Maltesers)
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モルティーザースは赤いパッケージと特徴のあるロゴが目印。
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中は軽くてサクサクのお菓子。これはブラックチョコレートのモルティーザースなので黒いですが。
上記の三点は、1,2個食べたら満足(その人にもよりますが…)なのに比べ、モルティーザースは軽くてサクサクといくらでも食べられてしまうスナック的なチョコレート。子供たちにも大人気です。
一度食べたら病みつきに!チョコレートにしては軽いし、オーストラリアで買うと安いのでご家族へのお土産にもおすすめです。
さすがチョコレートの老舗!キャドバリー・チョコレート
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気が遠くなるくらい種類の多いキャドバリー・チョコレート!
紫色のパッケージが特徴的なキャドバリー・チョコレートの創業はなんと1830年代!イギリスの古い歴史のあるチョコレートです。1854年(日本では安政元年!)にはビクトリア女王から王室御用達の名誉な認定を受けます。
おすすめはシンプルな「デイリー・ミルク」とレーズンとアーモンドの入った「フルーツ&ナッツ」。あとダーク・チョコレートの好きな方は、キャドバリーのCocoシリーズではココアの含有量70%か86%かが選べ、それにラズベリー味やオレンジ味のもの、珍しいものではシーソルト・ピーカン(Sea Salt Pecan)やソルティ・リクリス(Salty Liquorice)なども取り揃えられています。リクリスって何?という方はこちらの記事を参照してください。
まとめ
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甘いもの好きにはたまらないチョコレート、でも食べすぎには気を付けて。
以上、チョコレート消費大国オーストラリアからおいしい、おすすめのチョコレート5つをご紹介しました。
- やっぱり大人気のティム・タム
- 心までとろけるリンツのリンドール
- 4層もの複雑な味を楽しむフェレロ・ロシェ
- サクサク軽ーいモルティーザース
- 歴史の重み、重厚なキャドバリー・チョコレート
日本でも買えますが、もしオーストラリアに来たら買って帰らなきゃ損です。普通でも安い上に大手のスーパーやデパートでは、しょっ中チョコレートの安売りをしています。買って帰って、家族や友達とお味見パーティなどどうでしょうか?