シドニーの街の中心地、タウンホールから短時間で歩けるおすすめの観光スポットをまとめてみました。のんびり歩いても一日あれば、あっという間に回れてしまいます。
- まずはタウンホールの建物をながめる!
- QVBって何の略?
- ハイド・パーク(Hyde Park)は2つある?
- セント・メリーズ大聖堂(St Mary’s Cathedral)は絶対見るべき!
- シドニー・タワー(Sydney Tower Eyeという正式名称)の楽しみ方は?
シドニーは見どころが多いのでこのブログではエリア別、または足回り良く回れるもの別に分けてあります。他にはサーキュラー・キーから簡単に行ける観光スポットやボンダイ・ビーチからのビーチ巡りなどがありますのでそちらも参考にしてみてください。
Contents
タウンホール
タウンホールはシドニーの市議事堂に当たりますが、ここはシドニー中心街(英語ではCityと呼ばれています)への入り口で待ち合わせのメッカ。この建物の下はタウンホール駅(Town Hall Station)という電車の駅になっていて地下道でお隣のクイーン・ビクトリア・ビルディング(次の項目参照)につながっています。
また、タウンホールの目の前にはウールワース(Woolworths)という、オーストラリア人には「ウーリー」という愛称で呼ばれている大手のスーパー・マーケットがあります。時間があったら現地の商品調査に覗いてみるのも面白いです。
たとえば、地下一階は食品売り場になっていて、パックになったフレッシュ・フルーツ・サラダなども買えます。デリ・コーナーには日本では見られない色んな種類のハムやオリーブなどが量り売りで売られています。これらは値段はキロ単位ですが、グラムで言えば計ってくれます。
ちなみに250グラムは「a quarter kilo」といいます。1キロの四分の一という意味ですね。「Could I have a quarter kilo of olives, please?」とか欲しいものを指差して「A quarter kilo, please.」といえば良いでしょう。
クイーン・ビクトリア・ビルディング(QVB)
タウンホールの隣りにあるこれまた歴史のある建物、クイーン・ビクトリア・ビルディングはその頭文字を取って、キュー・ブイ・ビー(QVB)の愛称で親しまれています。
- 1898年に完成した
- もともとはビクトリア女王の長い政権を記念して建てられたコンサート・ホール
- ビルの前にはビクトリア女王の銅像が立っている(下の写真、2枚め)
- 何度も崩壊や撤去の危険をかいくぐってきたビルディング
- 地上4階、地下1階の建物
- いろんな用途の歴史を経て、現在では豪華なショッピングタウン
- 中にはファッションのお店はもちろんのこと、レストランやカフェ、美容院やお花屋さんなど、あらゆるお店が入っている
- 中はゴシック・スタイルの格調の高い内装でその当時の職人の技術の高さが伺える
何と言っても街の中心、足の便がいいのでタウンホールで待ち合わせをして、このQVBで食事をしたりお茶を飲むという人も多いです。こんな豪華な建築のショッピングビルは非常に珍しいので、おすすめの観光スポットです。
ハイド・パーク(Hyde Park)
タウンホールからジョージ・ストリート(George St) を渡って、パーク・ストリート(Park Street)を真っすぐ歩いていくと、両側に見えてくる公園がハイド・パークです。パーク・ストリートはハイド・パークを2分しているのです。
タウンホールから行ってパーク・ストリートの右側は第一次世界大戦で戦ったアンザック(ANZAC=Australian and New Zealand Army Corps)の記念公園になっていますがハイド・パークを短時間で済ませたい場合のおすすめは左側。
左側は鬱蒼とした大木の下の遊歩道を通っていくとゴシック調の噴水、アーチボールド・ファウンテン(Archibald Fountain)があります。
ハイド・パークに行くと芝生で寝転がる人、ランチを食べる人、写真を撮る観光客、思い思いの過ごし方ができる都会の中のオアシスだということが実感できると思います。
セント・メリーズ大聖堂(St Mary’s Cathedral)
ハイド・パークのアーチボールド・ファウンテンを見ながら通り過ぎ、カレッジ・ストリート(College Street)に出たところにセント・メリーズ大聖堂はあります。こちらはオーストラリアで最初に建てられた教会で中に入ると荘厳な雰囲気。天井が高く、ステンドグラスの細工が細かくて圧巻です。
シドニー・タワー(Sydney Tower Eyeという正式名称)
さて再び公園を横切ってエリザベス・ストリートを渡り、マーケット・ストリートを真っ直ぐ行くと右手に大きなウェスト・フィールド・ショッピングセンターが見えてきます。シドニー・タワーへの入り口はこのショッピングセンターの5階にあります。今日一日の締めくくりをこのシドニーのアイコンで!
- ビル群の中に突出する奇妙なデザインのタワー
- チケットには5分ほどの4Dシネマ鑑賞も含まれている
- オブザベーション・デッキ(Observation Deck)というのが展望台
- 展望台は回転式でじっとしていても景色がゆっくり変わっていく
- タワーには景色を見ながら食事ができるビュッフェ形式のれすとらんもある。
- 別料金でタワーのてっぺんに登るスカイウォーク(SKYWALK)というツアーがある。
いろいろな楽しみ方があるシドニー・タワーですが、祭日や週末は結構な人出になりますので、人混みの嫌いな方は平日を選びましょう。また、夕方明るいうちに行くと昼間の景色と夜景が両方見ることができますよ。
まとめ
タウンホール駅から歩き始めてシドニー・タワーで夜景を見る、または夜景を見ながらディナーを食べるという観光の想定で、この順番にしてみました。それぞれの間の歩く距離は10分以内なので、各スポットでのんびりしても一日で回れます。
- タウンホールは街の中心への入り口で待ち合わせのメッカ
- クイーン・ビクトリア・ビルディング(QVB)でショッピングを楽しむ。
- ハイド・パーク(Hyde Park)でちょっと休憩。
- セント・メリーズ大聖堂(St Mary’s Cathedral)で荘厳な雰囲気に息を呑む。
- シドニー・タワー(Sydney Tower Eyeという正式名称)でシドニーの360度の景観をたのしむ。
このプランは途中で休憩したり、ランチをしたりしながらのゆっくり動ける範囲でのおすすめプランです。このスケジュールを短時間で回って、その日のうちにもっと見たいという活動的な方にはこちらもどうぞ⇒次回は「チャイナ・タウンあたりの見どころ」です。