オーストラリアの食べ物とオーストラリア人の食生活の特徴

オーストラリアに住んでいると日本との食べ物や食習慣の違いをつくづく感じます。その特徴はといえば、日本人は3食きっちりと食べますが、オーストラリアでは一度に食べる量が少なく、でもちょこちょこと食べている印象。

今回はそんなオーストラリア人の典型的な食生活について書いてみます。

  • 朝食がなぜブレックファースト(Breakfast)と呼ばれる?
  • モーニングティーはお茶の種類?
  • ランチタイムはみんな少食
  • アフタヌーンティー、またお茶?
  • 夕食はディナー、じゃあ、サパー(Supper)は?

始めの頃は体の大きなオーストラリア人なのに結構食べる量が少ないんだなあ、と感心していました。でもすぐにそれは一度の食事の量に関してのみ、その分日本人より食べる回数が多いことに気が付きました。

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朝食がなぜブレックファースト(Breakfast)と呼ばれる?

Fastの意味は一般的に「早い」が知られていますが、実は他にも色んな意味があり、fast asleepは「熟睡して」の意味ですし、fast自体には「絶食、断食」つまり「一定時間ものを食べない」の意味もあります。

なので、break fastは断食を破るー眠っていて食事をしなかった時間を破って初めてする食事なのでbreakfastと呼ばれるのです。

現代のオーストラリア人の朝食は簡単質素。最も好まれる朝食としては、他の記事にも書いたことのあるウィート・ビックス。それ以外の人たちはシリアル(cereal)と呼ばれるコーンフレークなどの牛乳をかけただけで食べられるものを食べている人が多いです。色々と食べてみて、お気に入りを探すのも楽しいですね。

ブレックファースト・シリアルの選択肢は多種多様。延々と続くシリアルの棚。

オーストラリアでも私の住むクイーンズランド州の冬は温暖ですが、それでも朝は肌寒いことが多いので、そんな日の朝食に私がおすすめするのはこれ。

色んな種類が出ていますが、おすすめはClassic Variety。

一食分ずつ袋に入っていて、ボウルに開けて1/2カップ(オーストラリアの1カップは250mlなので125ml)の牛乳を入れて1分半電子レンジでチンするだけ。すでに美味しく味付けがされているのでハチミツをかけないでそのままいただけます。甘いお粥のようなもの、といえば気持ちが悪いですが、トロトロのライス・プディングのようなもので美味しいです。

20年前、イギリスに住んでいた頃はこういう簡単に作れるオーツがなかったので、寒い冬の朝に時間をかけて、鍋で義母が絞ったヤギの乳とオーツをコトコト煮て、焦がしたり、吹きこぼしたりして大変だったのを思い出します。それから比べると、レンジでチンは簡単すぎ!

「NO ARTIFICIAL COLOURS, FLAVOURS OR PRESERVATIVES(人工着色料、人工調味料、保存料無添加)」なので、安心です。甘いのが苦手な人は何も味のついていないものもあります。

モーニングティーはお茶?

モーニングティーは実は午前中のおやつの時間。子供が学校に行き始めると、こちらの学校には給食がないのでランチ・ボックスを持たせることになりますが、ランチと別にもたせるのが、モーニングティーという午前中に食べるおやつ。学校にもよりますが、10時か11時頃にモーニングティー・タイムが用意されています。

おやつなので基本的になんでもオッケーなのですが、最もポピュラーなのはバナナ、りんご(オーストラリアでは皮もむかず丸ごと食べます)など、そのまま入れられる果物。ちなみにオーストラリアは温暖な気候のお陰でほとんどの果物を自給でまかなえ、その上とても美味しいです。オーストラリア人の食生活には欠かせないもの。

切らなくてそのまま食べられる果物が人気。

その次に人気なのはポテト・クリスプス(Potato Crisps)、一般的にはクリスプスと略して呼ばれるポテト・チップスのお弁当用小袋やその他のスナック菓子。

こちらはWalkers社のもの。色んな味があります。

モーニングティーと行ってもティーやコーヒーを飲むのは大人だけ。子どもたちはおやつと一緒に水かポッパーと呼ばれるジュースを飲みます。

甘みが少なくて人気のBlackcurrantのライビーナ。ちなみにオーストラリアでは100%果汁のみをジュースと呼びます。混ぜ物をしてあるときはドリンクになります。

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ランチタイムはみんな少食

オーストラリア人のランチは日本人と比べるととても軽食なのが特徴(ただし、外食を除く)。以前オーストラリアの会社で働いているときに同僚のランチボックスを見てその少なさにびっくりしました。タッパーに入ったサラダのみの人や、カンティーンと呼ばれる社員のキッチン兼食堂でトーストを焼いて食べていたり。モーニングティーやアフタヌーンティーがあるのでランチタイムにガッツリ食べなくても大丈夫なのでしょう。

特にハイスクールに通うティーンエージャーはランチを持ってこない子や、ランチを買わない子も多く、持ってきている子も量は本当に少なくビスケットやクリスプス(ポテトチップス)が多いというのも驚きです。

その他、オーストラリア人のランチに好んで食べられるものが下に書いたコーン・シンズとヴィタ・ウィート。

コーン・シンズ(Corn Thins)

軽さで人気のコーン・シンズ。パッケージの写真のようにいろんなものを乗せて食べます。

ヴィタ・ウィート(Vita Weat)

こちらも人気。軽くて薄い、麦が原料のビスケット。やっぱり上にいろんなものを乗せて食べます。

また、更にお手軽なランチとして、上記のコーン・シンズやヴィタ・ウィートにオーストラリア人大好物のベジマイトを塗って食べる方法も。これは一般家庭やデイ・ケアと呼ばれる託児所兼・保育所などのランチでも子どもたちが日常的に食べています。オーストラリア人がベジマイトを大好きになる所以ですね。

中にはしっかりランチを食べる人もいて、レタス、きゅうり、トマト、ハムなどのたっぷり入ったサンドイッチを作って持ってくる人やフードコートでテイクアウトを買う人も。フードコートではさすが移民の国オーストラリアならではのバラエティにとんだ食べ物が売られていて、特に寿司のテイクアウトは大人気です。

こんな感じで日本にはない味のものがたくさん売られています。10cmほどの海苔巻きが$2.80~$3.80(約230円から320円程度) 出典:Edesian Feast

アフタヌーンティー、またお茶の時間?

オーストラリアの学校は3時に終わります。これは公立校であれば、小・中・高校まで統一されています。なので、学校が特に遠くだったり、バスや電車で通っていて時間がかかるとかの理由がない限り、アフタヌーンティーは家に帰ってからのおやつの時間。

職場ではモーニングティーしかない会社も多いですが、仕事をしながらちょこちょこつまみ食いは許されるので、みんなデスクでナッツやチョコレートを食べながら仕事をしているのに驚かされます。

こちらもモーニングティーと同じでおやつなので基本的になんでもありですが、仕事や勉強の疲れのせいかケーキやマフィンやおかしなど甘いものが多いかもしれません。

ホームメイド・マフィンはオーストラリア人にとっておふくろの味

夕食はディナー、そしてデザート。その上サパー(Supper)?

ディナーのメニューは本当に家庭ごとに様々。たっぷりの食事のあとにたっぷりのデザートをかならず食べるお宅も。私の知っているお料理上手なオーストラリア人のお母さんは手作りの暖かいケーキやアップルパイなどにアイスクリームを添えたものを夕食の後によく出していました。なにもないときはたっぷりのアイスクリームにチョコレート・ソースやキャラメル・ソース、ストロベリー・ソースなどをトッピングして。

ほとんどのおうちの冷凍庫にはこんな2~4リットル入りの大きなタッパーに入ったアイスクリームが入っています。こちらは一つで3つの味が楽しめるPetersのNeopolitan(ナポリタン)。

チョコレート・トッピング・ソース。アイスクリームやホットケーキ、クレープなどのトッピングに。

そしてその後寝る前に小腹を満たすサパー。これは古くからのイギリスの習慣が現代に引き継がれたもので、日本で言う夜食ですね。正式にサパーを食べるご家庭は少ないと思いますが、つまみ食いはありかも。

まとめ

というわけで、オーストラリア人の食生活の特徴は、一日中お手軽な食べ物を少しずつ食べる。ランチは軽く、夕食だけはしっかりという感じです。

  • 朝食はfast(絶食時間)をbreak(破る)からBreakfast。そして、一番人気はウィート・ビックス。
  • モーニングティーは朝のおやつ。手軽に食べられる果物が多い。
  • ランチタイムはみんな本当に少食。外食ではすしのテイクアウトが人気。
  • アフタヌーンティーは午後のおやつ。甘いものが多い。
  • ディナーはしっかり、がっつり。

これだけの回数を食べるので、週末など家族が家にいるときは、2時間おきくらいに食べる時間がやってくる感じで、一日中食べる支度に忙しいです!

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