オーストラリアの食べ物がまずいなんてとんでもない!オーストラリア人たちにおいしいと人気の食べ物はこれ!

日本にお寿司やうどんやお饅頭があるように、オーストラリアにもオーストラリア人の大好きな定番の食べ物や人気のスィーツがあります。日本人にとっては、「おいしい!」と感じるものも、「まずい!」と感じるものもあるかもしれません。前回の「オーストラリアの人たちに人気の食べ物はこれ?まずい、おいしいを決めるのはあなた」も読んでみてください。

今回は下の4品をご紹介します。

  • フィッシュ・アンド・チップス(Fish and Chips)
  • バンガーズ・アンド・マッシュ(Bangers and Mash)
  • バーベキュー(Barbecue=オーストラリアではBBQと書きます)
  • ティム・タム(Tim Tam)

あなたのお気に入りはどれでしょう?ぜひ、オーストラリアで試してみてくださいね。

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週に一度はフィッシュ・アンド・チップス?

テイク・アウト(英語ではTake awayと言います)するとこういう箱に入れて包んでくれます。

これは、みんな大好き。魚のフライとフライド・ポテトのセットです。お好みでレモンや塩をかけていただきます。

  • 魚がいろいろ選べる。人気なのはコッド(Cod=たら)とかバラマンディとかバサ(Basa=ナマズの一種の白身魚 )。
  • 揚げる時の衣はクラムド(Crumbed=パン粉を付けて揚げる)かバタード(Battered=小麦粉を卵や水で溶いたものを付けて揚げる)が選べる。
  • イギリスから来た食べ物で、イギリスでは150年ほど前にはもう売られていたという歴史の長さ。
  • ピクニックやパーティで何人かでシェアするなら、シーフード・バスケットというのが、海老やらイカリングやらホタテやらのフライが入っていて楽しい。もちろん、お店によって違うので、何が入っているのか要チェック。

Crumbedにすると日本の魚のフライと同じ感じになりますし、Batteredにすると天ぷらっぽくなるので、どちらにしても日本人には食べやすい食べ物です。海辺などに行くと必ず近くにFish & Chips Shopがあります。Take awayしてビーチで海を眺めながら食べるのがオーストラリア流。ぜひ、試してみてください。

こんなかわいい看板を見たら、Fish & Chips 買わずにいられませんよね。

やっぱりバンガーズ・アンド・マッシュ

ソーセージの下には山盛りのマッシュ・ポテトでボリューム満点

Bangersはソーセージのことで、Mashはマッシュポテト。グレービー・ソースをたっぷりかけていただきます。

  • こちらも本家はイギリス
  • オーストラリアの家庭料理にたびたび登場する簡単メニュー
  • 付け合わせにグリーンピースは定番

マッシュポテトを作るのも面倒くさいという人のために、なんとインスタントマッシュポテトがあります。ポテトの粉末をミルクやお湯で溶くだけというお手軽さ!使ったことはありませんが、あまりのお手軽さに感心しました。これを使うとなんと包丁を使うことなくバンガーズ・アンド・マッシュができてしまいます。

でも、やっぱりホクホクのポテトをつぶして作るマッシュ・ポテトのおいしさは最高!そこまで手を抜いてはいけません(笑)

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何と言ってもバーベキュー

オーストラリアではホームパーティといえばバーベキュー。

こんな超大型のバーベキューグリルも!

やっぱり、バーベキューはオージー・ビーフが主役

普段はのんびり、レイジーなお父さんですら、この日ばかりは主役になってバーベキューグリルの前で腕を振るいます。そしてその周りに取り囲むのは、男性陣。みんなお肉の焼け具合を覗きながら、ビール片手にフッティ(Footy=オーストラリアン・ルール・フットボール他、ラグビーなどの幾つかの人気のスポーツ)について話に花を咲かせます。

  • 気候に恵まれ、野外活動の好きなオーストラリアでは、庭やデッキにバーベキューグリルのないお家はないくらい
  • 前もってサラダなどのサイド・ディッシュを作っておけば、メインは一家の主にお任せ。実は女性の強いオーストラリアの主婦に優しい習慣
  • 大きな公園には必ずと言っていいほど、備え付けの電気バーベキューグリルがあって、ボタンを押すだけで無料で使える

お天気のいい日にはみんな各自お肉やソーセージ持ち寄りで公園に集合。ワイワイ言いながらバーベキューをするのがオーストラリア流休日の過ごし方。ただ、ワインやビールの飲みすぎにご用心!

何はなくてもティム・タム

スィーツ部門では断トツ一位のティム・タム

「無人島に何か一つだけ持っていけるとしたら何を持って行きますか?」こんな質問をオーストラリア人にしたところ、一番多かった答えがこの「Tim Tam」というお菓子だったという笑い話のようなことを聞いたのは何年も昔のこと。その人気は今はどうなのでしょう?

  • 1964年にオーストラリアで製造・発売され、今では世界中で販売されている
  • 作っている会社はアーノッツ(Arnott’s)というクッキーなどの老舗
  • 親しみやすいTim Tamという名前。実は1958年にあるダービーで優勝した馬の名前。たまたまMr. Arnott(オーナー一族の一人)が居合わせて優勝場の名前を気に入ったため、考案中だったチョコレートクッキーの名前にした
  • 驚くほど、いろんなフレーバーが開発されている
  • 一番人気は一番先に開発・製品化されたオリジナル・フレーバー。飽きのこない単純なチョコレート味

ティム・タムが安く売られるセールのときには、どっさり買い込んでる人を良く見かけるので、やはりティム・タムは今でも永遠のオーストラリア人のお気に入りなのでしょう。その中から「まずい」フレーバーを探すゲームをしてみるのも面白いかも?!

いろんな種類のティム・タムが山積み!

まとめ

いかがでしたか?

オーストラリアで人気のこれらの食べ物は、日本のように外食産業の発達していないオーストラリアで手軽に安価に食べられるものたちです。

  • フィッシュ・アンド・チップス
    • Take awayして、ぜひ海辺で食べてみましょう。魚の種類を食べ比べてみるのも面白いでしょう。
  • バンガーズ・アンド・マッシュ
    • お家で簡単に作れます。あとオーストラリアではソーセージの種類も豊富なのでスーパーマーケットをのぞいてみてください。
  • バーベキュー
    • 公園のバーベキュー施設をフル活用しましょう。材料を持って行ってバーベキューの鉄板で焼きそばやお好み焼きなどを焼いてあげるとオーストラリア人に大感激されますよ。焼きおにぎりも簡単にできます。
  • ティム・タム
    • いろんなフレーバーに挑戦!おすすめは 昨年(2016年)発売されたピニャコラーダ(Pina Colada)やエスプレッソ・マティーニ(Espresso Martini)そしてストロベリー・シャンパン(Strawberry Champagne)などのカクテル・シリーズ!大人の味がしますよ。

いつも陽気で、甘いものとお肉とビールの大好きなオージーたちの食生活を垣間見ていただけたら幸いです。今回はちょっと「まずい」ものを見つけるのは難しいかも?

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