海の世界遺産のグレート・バリア・リーフ(世界最大のサンゴ礁)と山の世界遺産のキュランダ熱帯雨林(世界最古の森)に恵まれたオーストラリアのケアンズはトロピカルな地上の楽園。今回はそんなケアンズの観光で見逃してはならないおすすめスポットを厳選してみました。
- エスプラネード・ボード・ウォークとスイミング・ラグーンって?
- グレート・バリア・リーフのグリーン島には何があるの?
- ポンツーンって聞いたことありますか?
- キュランダ高原列車から見えるものは?
- 足元は原生林のキュランダ・スカイ・レール
- キュランダ・レインフォレステーションって何?アーミー・ダックって何?
- お土産なら何でもそろうケアンズ・ナイト・マーケット
ケアンズに来たら、この7つのポイントを押さえておけば、もう大丈夫!一つ一つ見ていきましょう。
Contents
エスプラネード・ボード・ウォークとスイミング・ラグーン
こちらは街の中心地から海岸に出たところにあって、ケアンズの人々の生活はここ抜きでは語れないといっても過言ではありません。私が早朝の飛行機で到着して、朝の6時にラグーンを見に行った時もすでに大勢の地元の方たちが泳いでいてびっくりしました!早起きをしたら地元の人に混じって、このボードウォークを散歩したり、スイミング・ラグーンで泳いで一日を始めましょう。
小さくても何でもあるグリーン島
グリーン島は一番人気の観光スポット!高速船でわずか45分ほどで行けるグレート・バリア・リーフの島です。0.12平方キロメートルの小さな島にアクティビティや、リゾート・ホテル、レストラン、バーやお店なども盛りだくさん!
- 島でできるアクティビティ
- シュノーケリング
- ダイビング
- ヘリコプターツアー
- クロコダイルパーク
- ウィンドサーフィン
- グラス・ボトム・ボート(床がガラスになっていて海の底が見れる)
- スイミングプール
- シー・ウォーカー(下の写真)
なかなか日本では体験できないこれらのアクティビティなのでぜひトライしてみたいですね。
ポンツーンって何?
ポンツーンとはグレート・バリア・リーフのサンゴ礁に停泊する大きな船のような人工の島。ツアーによって場所や設備の違うポンツーンに上陸します。いわゆるサンゴ礁を散策するためのベース・キャンプのようなもの。ツアーではダイビング・ギアやウェット・スーツなどすべて貸し出してくれます。ほとんどのツアーではランチがついていてポンツーンのデッキでグレート・バリア・リーフの景色を楽しみながら食べることができます。
ポンツーンまでは普通のツアーボートで行きます。大抵は1時間半から2時間ほどもかかるので船酔いをする人は乗り物酔いの薬を飲んでおくことをおすすめします。
キュランダ高原列車の車窓から世界遺産を見る!
熱帯雨林の中の村キュランダを往復する長ーい列車。1891年開業という歴史を誇る観光鉄道です。世界遺産に指定されている熱帯雨林を眺めながら走る37キロ、1時間半ほどの旅をお楽しみください。途中のバロン・フォールズでは途中下車して写真を撮ることができます。列車が着くのは緑の植物に飾られたかわいいキュランダ駅。
キュランダ・スカイ・レールで世界遺産を上空から見降ろす
こちらは世界遺産の熱帯雨林の上空を7.5キロ、キュランダまでは35分の空の旅です。足元はガラス張りですから安心してください。途中のバロン・フォールズ駅で途中下車して見晴らし台への散策を楽しむこともできます。
キュランダ・レインフォレステーション
キュランダからシャトルバスに乗って約5分。世界遺産の熱帯雨林内にあるこちらのレインフォレステーションでは次の3つの体験ができます。
- 第二次世界大戦で使われたという水陸両用のアーミーダックに乗ってジャングルを散策
- オーストラリアの先住民族、アボリジニのダンスショーやドリーム・タイム・ウォーク・ツアーによって先住民族の文化に触れる
- コアラとワイルド・ライフ・パークでカンガルーの餌付けや別料金にてコアラを抱っこして写真を撮ることができる
一箇所で3つも珍しい体験ができるのでおすすめです。ここを組み込んだキュランダの日本語ガイド付き1日ツアーなどもあります。あと、放し飼いのカンガルーやワラビーと触れ合うこともできます。
ケアンズ・ナイト・マーケット
ケアンズの街では昼間は暑いので人影が少なくなりますが、また夜になると賑わいを取り戻し、人々は熱帯の夜を楽しみます。夜の23時まで空いているケアンズ・ナイト・マーケットは世界各国からの観光客でいつも賑わっています。
- 70件もの手工芸品、お土産屋さんなどが並ぶマーケット
- (営業時間:16:30~23:00)
- マーケット内のフード・コート
- (営業時間:10:30~23:30)
このマーケットには日本語の話せる店員さんも多くいるのでいろいろとお土産に関する相談に乗ってもらえます。また営業時間内は50もの店内カメラと複数の警備員さんがいますので安心ですね。旅の疲れをマッサージでいやしてもらったり、ヘナという植物性の着色料でインスタント入れ墨(1、2週間で消えてしまいます)を書いてもらうこともできます。
まとめ
ケアンズは日本から直行便で行ける小さなかわいいリゾートタウン!空港から街の中心地までたった15分で行けちゃいます。しかも町全体を歩いてみて回れるくらいの規模。気候は熱帯。いつもトロピカルな雰囲気に包まれています。
そしてケアンズの街から少し足を延ばすだけで、世界遺産に登録されたグレートバリア・リーフや荘厳な大自然のジャングルを目のあたりにすることができるのです。そんなケアンズの観光スポットでぜひ押さえておきたいポイントは以下の7つ。
- エスプラネードのボードウォークとスイミング・ラグーンで一日を始める。
- グリーン島(グレート・バリア・リーフ)で散策とお好みのアクティビティ
- 世界遺産、グレート・バリア・リーフのど真ん中、ポンツーンでサンゴ礁を堪能!
- キュランダ高原列車の旅(キュランダへの行きか帰りのどちらか)
- キュランダ・スカイ・レールで世界遺産の熱帯雨林を真上から眺める(キュランダへの行きか帰りのどちらか)
- キュランダ・レインフォレステーションでアーミー・ダックに乗り、ジャングル体験。そしてコアラを抱っこして写真を撮る
- ケアンズ・ナイト・マーケットでお土産を買いまくる!
いろいろチケットを買ったりするのが面倒な方はグリーン島とポンツーンがセットになったツアーや、キュランダ鉄道、スカイ・レール、レインフォレステーションがセットになったツアーがおすすめです。また、日本人向けのツアーもケアンズにはたくさんあります。