オーストラリア漂着生活ブログ

オーストラリア観光、おすすめの都市は絶対この5つ!それぞれの都市の特徴と気候を理解しよう!

オーストラリアは南半球ですので、日本とは季節が真逆になります。

例えば、オーストラリアの四季を月別にすると、

というわけで、12月のクリスマスのサンタさんは、オーストラリアでは夏の暑い中やってくることになりますね。
(サンタさん、お疲れ様です!)

海からやってくるサンタクロース!?

ここで都市ごとの気候とともに各都市の特徴をご紹介します。

観光にいらっしゃるときはその都市の気候に合わせて服装を準備することをおすすめします。

人口は2016年10月のデータです。

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シドニー(New South Wales 州の州都)

見どころの多いシドニーの街

気候

オーストラリアの中では一番日本の四季に近いです。

ただ、湿気が少ないので、たとえば、真夏で30度くらいでも木陰にしばらくいると寒く感じるくらいです。

真冬は朝夕寒くても7度くらいまでしか下がりませんし、昼間は強い太陽のおかげで半袖の人すらいるくらいです。

つまり、真夏でも日本ほど暑く感じないし、真冬でも日本ほど寒くありません。

特徴と見どころ

人口480万人ほどのオーストラリアの第一の都市。

オーストラリアのアイコンとしての見どころがたくさんあります。

その他、セントラル・ステーションから2時間ほど電車に乗れば、雄大なブルーマウンテンやジェノラン・ケイブス(鍾乳洞)などの大自然にも出会えます。

レストランや飲食街

シドニーは大きな街なので食べるところは至る所にありますが、中華料理や日本料理なら、中華街(China Town)にいけばいろんなレストランがあります。

また、シドニーの街の西側にあるダーリングハーバー(Darling Harbour)にはおしゃれなバーやカフェ、レストランが並んでいます。

こちらは夜景がきれいなので夜のお出かけにお勧めです。

メルボルン(Victoria州の州都)

メルボルンの象徴、フリンダース・ストリート・ステーション

気候

オーストラリアの南に位置するメルボルンは気候に関しては悪名高く、「一日のうちに四季がある」と言われる変化の激しさが特徴です。

なるほど朝は晴れていたかと思うと急に雨になったり、夏なのに南極からの冷たい風が吹いたり、かと思うと40度の熱風が吹き荒れる日もあり、今日と明日で20度も差のある日もあるくらい。

オーストラリア人の間でも「Crazy Weather」として知られています。

夏でも念のため軽くて荷物にならない暖かい上着などを持参することをおすすめします。

特徴と見どころ

人口440万人。

街としてはイギリス色が強くトラムの走る落ち着いた町並みはちょっとヨーロッパに来たような錯覚をさせてくれる街です。

オーストラリアの都市の中で唯一メルボルンにはトラムがあるので、足回り抜群。ほとんどの観光名所にはトラムで行くことができます。

ちなみに中心街から25分トラムに乗るだけで海辺の町セント・キルダに行くこともできます。

レストランや飲食街

中華街やイタリアン・レストランの延々と続くライゴン・ストリート(Lygon Street)など食文化ではシドニーに勝るとも劣りません。

ライゴン・ストリートではぜひ本場イタリア仕込みのピザにトライしてください。

食べきれなかったら、お持ち帰り(Take away)も可能です。

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ブリスベン(Queensland州の州都)

ブリスベン川にかかるストーリー・ブリッジ

気候

クイーンズランド州のブリスベンは温暖な気候で沖縄と同じく亜熱帯。

真夏には毎年1回から2回、38度から40度近い日が4,5日続くことがあります。

そういう暑い日は長く続くことはなく、通常夏の間は28から30度前後。冬でも10度以下になることは少ないので非常に過ごしやすい街です。

特徴と見どころ

人口220万人。

街としてはオーストラリア第三の都市と言われながら、第二位のメルボルンに比べると人口は約半分!

街の中心部も格段に小さいですが、住宅街がどこまでも広がり平和で静かな都市といったこところです。

また、車で1時間ほど南に行くと、長い砂浜に沿って高層ビルが立ち並ぶゴールド・コーストに行くことができます。

ゴールド・コースト近辺にはいろいろなテーマ・パークが目白押し。

お子様連れや若いカップルにはいろんなテーマパークを回るのもおすすめです。

レストランや飲食街

飲食店街は街の中心と、中心から歩いて橋を渡ったサウス・バンク(South Bank)に集中しています。

街の中心にあるセントラル・ステーションから電車で1駅のところに中華街もあります。

パース(Western Australiaの州都)

緑に包まれた美しい街、パース

気候

気候は乾燥していて朝夕の寒暖の差が激しいのが特徴です。

真夏もそれほど熱く感じないのは湿気が少ないからでしょう。

真夏の最高気温が31度前後、真冬の最低気温は9度程度ですので比較的過ごしやすいでしょう。

ただ真夏でも内陸部の砂漠性気候の影響で朝夕15、6度くらいになることがあります。

長袖の羽織るものは必需品です。

真冬の6~8月は雨が多いので雨具の用意を。

特徴と見どころ

人口200万人。

パースはたくさんの緑に囲まれた「世界で最も美しい街」と言われています。

他のオーストラリアの都市は東海岸に集中していて、パースは西海岸唯一の都市。

シドニーからパースは同じ国内なのに飛行機で4時間かかりますが、シドニーからニュージーランドのオークランドへは3時間ほどで行けてしまうのです。

東海岸の人からパースは「オーストラリアの中の外国」と呼ばれたりする所以です。

最も近い都市アデレードから2700キロも離れた「世界で最も孤立した都市」ともいわれ、それにもかかわらず「世界で最も住みやすい都市」のひとつにも選ばれています。

ただ残念なことに上記のうち、キングス・パークとフリーマントル以外は全て1日ツアー。

またシャーク・ベイはパースの860kmも北なので飛行機の1日ツアーもしくはバスで3日間ツアーになります。

レストランや飲食店街

パースの飲食店街は中心街とノース・ブリッジ、それから電車で37分ほどの海辺の町フリーマントル。

フリーマントルには新鮮な魚介類が食べられるおしゃれなレストランがたくさんあります。

ケアンズ

グレート・バリア・リーフでグルーパーという魚に遭遇してみる!?

気候

ケアンズはブリスベンからさらに北に行った熱帯雨林気候。

一年を通じて高温多湿です。

6~8月の冬場でも平均気温は16度から26度程度、それ以外の月は蒸し暑く、1月には最高気温が38度ほどになることもあります。

12~5月までは雨季と呼ばれますが、一日中降っていることは珍しく、朝や夜間に降ることが多いです。

特徴と見どころ

人口約15万人。

ケアンズは海の世界遺産、日本の面積に匹敵する大きさのサンゴ礁であるグレート・バリア・リーフと山の世界遺産、地球上最古の熱帯雨林とされるキュランダに囲まれた地球上のパラダイスのような街です。

ケアンズの人々は昼間の暑さを避けて夜にお出かけすることが多く、夜の街は人であふれます。

でも一歩人込みを離れると、絶対安全とは言えません。

なるべく人の多い道を歩きましょう。

レストランや飲食街

街は15分ほどで隅から隅まで歩けてしまう小さな町ですが、素敵なレストランやおいしいカフェが街中にあります。

ケアンズ・ナイト・マーケットにはフード・コート(営業時間:10:30~21:30)と呼ばれる気軽に食べられるテイク・アウトのお店の並ぶ一角があります。

お好みでテイク・アウトしたものを真ん中に並ぶテーブルで食べることができます。

まとめ

オーストラリアの夏と冬の気候分布(outbackcrossing.com.auより)

上の地図は気候をざっくりと色分けしたものですので、同じ色でも都市ごとに気温がずいぶん違います。

国土の広いオーストラリアでは地域によっても気候が随分違います。

またこれらの都市はその気候に左右されて、それぞれ特徴のある街並みや雰囲気が生まれています。

ぜひオーストラリアの中にお気に入りの街を見つけてください。

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